1JZ-GTEエンジン搭載のマーク II・チェイサー・クレスタの違いをご紹介します

チューニング&ドレスアップベースとして高い人気を誇るマーク2・チェイサー・クレスタ。人気の要因といえるのが、耐久性が高くてパワーアップしやすい1JZ-GTEエンジンの存在です。ノーマルでも280ps、ブーストアップで手軽に350ps、エンジン本体に手を加えずフルタービンを組み込めば500psにも届くタフさから、ドリフトはもちろん、サーキットからゼロヨンまで、幅広いジャンルで活躍しています。

1JZターボ搭載車の違いを紹介します

マーク2・チェイサー・クレスタの人気を不動のものにしたJZX81以降のモデルについて違いを紹介します。中でもチューニング&ドレスアップベースとして人気の高いスポーツモデル「GTツインターボ」「ツアラーV」「グランデiR-V」の1JZターボ搭載モデルに絞って、それぞれの特徴やスペックを解説します。

各世代の1JZ-GTE搭載グレード

マーク2シリーズがチューニング・ドレスアップベースとして人気の理由として、「1JZ-GTEエンジン」の存在は欠かせません。そこで、各世代の中で1JZエンジンを搭載したホットモデルをグレードとともに紹介します。

JZX81マーク2・チェイサー・クレスタ
マーク II・チェイサー・クレスタ GTツインターボ[JZX81]
エンジン出力 280ps
最大トルク  37kg・m
ミッション  4速AT
マーク2・チェイサー・クレスタともに「GTツインターボ」というグレードが用意され、シリーズで初となる1JZエンジンが搭載されました。ただし、1Gエンジンが搭載されたGX81では5速マニュアルが設定されていますが、JZX81ではオートマのみとなっています。そのため、マニュアル換装などのチューニングが定番になっています。
JZX90マーク2・チェイサー・クレスタ
マーク II・チェイサー・クレスタ ツアラーV[JZX90]
エンジン出力 280ps
最大トルク  37kg・m
ミッション  4速AT、5速MT
ハイクラスサルーンとして3ナンバーサイズのボディが与えられたJZX90マーク2・チェイサー・クレスタの3台。JZX90からはベーシックモデルのマーク2とスポーティなチェイサー、ラグジュアリーなクレスタというキャラクター分けが明確化しました。また、1JZツインターボエンジンを搭載したグレード「ツアラーV」は、5速ミッションの設定もあり、走り屋から絶大な支持を集めました。
JZX100マーク2・チェイサー・クレスタ
マーク II・チェイサー ツアラーV[JZX100]
エンジン出力 280ps
最大トルク  38.5kg・m
ミッション  4速AT、5速MT
人気を博したJZX90からキープコンセプトとなったJZX100マーク2・チェイサーの2台。先代同様にスポーティな「ツアラーV」が設定され、5速ミッションモデルも健在。基本設計はJZX90と同様ながら、各部の熟成と細部の仕様変更が加えられました。
JZX100クレスタ ルラーンG[JZX100]
エンジン出力 280ps
最大トルク  38.5kg・m
ミッション  4速ATT
シャーシはマーク2・チェイサーと同一ながら、よりラグジュアリー路線にシフトしたクレスタ。それに伴い、ラグジュアリーな「スーパールーセント」と「エクシード」、スポーティな「ルラーン」にグレード名を変更。クレスタのみ全車オートマとなり、マーク II・チェイサーと差別化が図られました。
JZX110マーク2
JZX110マーク II グランデiR-V[JZX110]
エンジン出力 280ps
最大トルク  38.5kg・m
ミッション  4速AT、5速MT
マーク2最終モデルとなるJZX110。グレードは「グランデ」に統一され、「ツアラーV」というグレード名は廃止。スポーツモデルは「グランデiR-V」という名称になりました。特徴的なところでは、クラウン系シャーシに変更されて4ドアハードトップからセダンボディになったこと、エンジン関係では電子関係スロット化されたことです。スポーツモデルの「グランデiR-V」のみ5速マニュアルを設定。チェイサー・クレスタは廃止となり、後継としてJZX110ヴェロッサに移行しました。
エンジン遍歴

JZX81マーク2・チェイサー・クレスタで初搭載された1JZエンジン。ここでは、ターボモデルとなる1JZ-GTEをメインに紹介します。1JZ-GTEエンジンは、ツインターボ仕様の前期モデルとシングルターボ仕様の後期モデルに分けられます。前期・後期ともに基本的な設計は変わらず、耐久性が高く、手軽にパワーアップできるという点からチューニングとの相性も抜群のエンジンです。


モデル名 1JZ-GTE前期モデル 1JZ-GTE後期モデル
搭載車種 JZX81、JZX90など JZX100、JZX 110など
最大出力 280ps/6200rpm 280ps/6200rpm
最大トルク 37kg・m/4800rpm 38.5 kg・m /4800rpm
  JZX81で初搭載され、JZX90でも採用されたツインターボ仕様の1JZ-GTE。2491ccの直列6気筒ユニットは、ノーマルで280psを発生します。タービンの容量が大きいため、高回転でのパンチがあり、ブーストアップでもセットアップ次第で400ps近くを狙えることも魅力のひとつ。 JZX100以降の1JZ-GTEは、シングルターボに変更され、可変バルブタイミング機構のVVT-iを搭載。これらの変更により低中速トルクが充実し、乗りやすさが向上。反面、ツインターボのような高回転域でのパワーやレスポンスは若干スポイルしました。

JZX110からは電子制御スロットル「ETCS-i」を採用

JZX100までの1JZ-GTEエンジンはワイヤー式スロットルでしたが、JZX110では電子制御スロットル「ETCS-i」を採用。電子制御化されたことで乗りやすさは向上しましたが、弊害としてアクセルに対するリニア感が犠牲になりました。特にアクセルのオン/オフが多いドリフトユーザーへの影響が大きく、電子制御スロットルの悪癖を嫌いJZX100のワイヤー式スロットルに変更するチューニングも盛んになりました。最近では「ETCS-i」を残したまま、CPUチューンでダイレクトなアクセルレスポンスを再現することも可能です。

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