RBエンジン搭載ローレルの違いを紹介します

ドリフトシーンで人気の高いローレルですが、5速マニュアルの設定があるのはC33のみで、オートマ中心の販売だったため純正5速は希少な存在です。また、C34/C35については、全車オートマ設定となり、サーキット走行を楽しむ場合はオートマからマニュアルミッションへの換装が定番メニューとなりました。とはいえ、スカイラインGT-Rにも搭載され、レースでも活躍したRBエンジンを搭載していますし、シルビアやスカイラインと共通パーツも多いのでチューニングバリエーションも豊富です。

RBターボ搭載車の違いを紹介します

決して運動性能が高いわけではないローレルですが、チューニングバリエーションが豊富なRBターボエンジンを搭載したということで、チューニング人気を集めました。C33などは決してハイパワーとは言えないRB20ターボが中心ですが、エンジンチューンもしやすく、排気量の大きいRB25やRB26への換装が容易という点も魅力のひとつ。

各世代のRB20/25DET搭載グレード

C33以降のローレルは、ラグジュアリーな「メダリスト」とスポーティな「クラブS」に大きくわけられます。その中でもチューニング・ドレスアップベースとして人気のあるRB20ターボモデルに絞って解説します。

C33ローレル
ローレル メダリスト(C33)
エンジン出力 RB20DET 205ps
最大トルク  327kg・m
ミッション  4速AT、5速MT
ベーシックモデルとなる「メダリスト」のほか、「メダリスト クラブL」「メダリスト クラブS」など非常に多くのグレードが存在しますが、チューニングとの相性も良いのはRB20DETを搭載したモデルです。1991年以降の後期モデルでは2.5LのNAモデルRB25DE搭載車もラインアップされました。

シルビアと同じCA18搭載の4気筒モデル

C33では、S13シルビア/180SXと同じCA18を搭載した4気筒モデル「エクセラ」「グランドエクセラ」「グランドサルーン」もラインアップ。最大出力91ps/最大取り組14.5kg・mと非力ながら、シルビアと同様にチューニングすることも可能です。ちなみにC33/34/35は、シルビア系と足回りが共通なので、サスペンションやアーム類なども流用可能なのです。

C34ローレル
ローレル クラブSターボ (C34)
エンジン出力 RB25DET 235ps
最大トルク  28kg・m
ミッション  4速AT
C34からはスポーツグレードからメダリストという文字が外れ、「クラブS」のみとなりました。初期モデルでは2.0Lと2.5LのNAエンジンのみの設定でしたが、1994年モデルからは「クラブSターボ」「クラブSターボX」としてRB25DET搭載モデルが登場。名実ともにツアラーVシリーズと同等の性能を手に入れました。
ローレル メダリストVターボ(C34)
エンジン出力 RB25DET 235ps
最大トルク  28kg・m
ミッション  4速AT
スポーツ系の「クラブS」シリーズに対して、専用オーナメントやフロントグリルなどを採用して差別化が図られた「メダリスト」シリーズ。当初はクラブS同様NAモデルのみの設定でしたが、1994年のモデルチェンジで「メダリストVターボ」「メダリストVターボLXセレクション」など、RB25DET搭載モデルが登場。
C35ローレル
ローレル クラブSターボ タイプX(C35)
エンジン出力 RB25DET 235ps RE25DET NEOストレート6 280ps
最大トルク  RB25DET 28kg・m RE25DET NEOストレート6 34kg・m
ミッション  4速AT
基本メカニズムはR33スカイラインと共用となり、エレガントなボディデザインとハイパフォーマンスな走りを両立。スポーツ路線のクラブSでは、専用グリルなどによるシャープなデザインに加え、軽快さを出すために足回りにもチューンが施されています。また、1998年の中期型以降は280psを発揮するRE25DET NEOストレート6にエンジンが変更されました。
ローレル メダリストV ターボ (C35)
エンジン出力 RB25DET 235ps RE25DET NEOストレート6 280ps
最大トルク  RB25DET 28kg・m RE25DET NEOストレート6 34kg・m
ミッション  4速ATT
基本設計は「クラブS」と同様ながら、高級感のあるグリルやエンブレムなど、ラグジュアリーな雰囲気を全面に押し出した「メダリスト」シリーズ。ターボモデルには、クラブS同様に前期型でRB25DET、中期以降は新型RB25エンジンとなるNEOストレート6を採用。
エンジン遍歴

C33からは直列6気筒のRBエンジンが主力となります。主に2LのRB20と2.5LのRB25があり、ターボモデルはエンジン型式に“DET”が与えられています。特に最終型のC35に搭載されたRB25 NEOストレート6は自主規制いっぱいの280psに到達! RBシリーズはスカイラインをはじめとする数多くの日産車に搭載されたことで、チューニングベースとしても輝きを放ちました。また、載せ替えが比較的容易なので、C33にRB25DET、C35にスカイラインGT-RのRB26DETを搭載するといったチューンも人気です。


モデル名 RB20DET RB25DET RB25DET
NEOストレート6
RB26DETT
搭載車種 C33など C34、C35前期など C35中期以降など BNR32、BCNR33、BNR34など
最大出力 205ps/6400rpm 235ps/6400rpm 280ps/6400rpm 280ps/6800rpm
※BNR34データ
最大トルク 27kg・m/3200rpm 28kg・m/4800rpm 34kg・m/3200rpm 40.0kg・m/4400rpm
※BNR34のデータ
  R32スカイラインやA31セフィーロにも搭載されているRB20ターボエンジン。ノーマルでは205psとローパワーですが、補器類のセットアップ次第でブーストアップで300psも狙えますし、タービン交換といったチューニングメニューも多彩にあります。 C34のターボモデルから初搭載された2.5LターボモデルのRBユニット。スカイラインやステージア、セドリック、グロリアなど、数多くの車種に搭載されたエンジンです。排気量が増えたぶん、低中速でトルクフルなのが特徴です。 C35中期モデル以降に搭載された新型のRB25ターボエンジンで、R34スカイラインなどにも搭載されています。可変バルブタイミング機構「NVCS」が採用され、最高出力は自主規制いっぱいの280psに到達し、全域でトルクフルに進化。 BNR32~34GT-Rとステージアの一部(オーテックバージョン260RS)に搭載。レースを前提に開発されたツインターボユニットは、ブーストアップで400ps以上が狙え、タービン交換などのメニューも豊富なためチューニングベースとして今なお人気です。また、RB20/25搭載車への載せ替えメニューも定番化しています。

R32/33スカイラインのミッション流用が定番!

ローレルで走りを楽しむために定番なのが、オートマから5速マニュアルへの載せ替えです。強度の面からC33/34/35ともにR33ミッションの流用が定番化しています。ローレル専門店などではマニュアル換装メニューを用意しているショップもあります。

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